上映報告
2016年11月7日
映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」に、詩人の吉増剛造さんが、いらっしゃいました。
「たいへんな、力作、おめでとう。ロサンゼルスに行っている妻(マリリアさん)に見せたいなぁ。南方熊楠の研究が、進んでいるので、紹介しましょう。熊野でも、上映するとよいでしょう。」
今後の展開に関するアドバイスを頂きました。
吉増さんは、いつものように、風のように、ユジクを後に去りました。
お忙しいところ、ありがとうございました。
後日、吉増剛造さんから、映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」をご覧になったお手紙を頂きました。
今日(11/7)は、とても佳い映画に接しまして、望外の倖せでした。
Nさまと、Tさまをご紹介申し上げます。
8 NOV 2016 p.m.3.30
ありがたいです。
都心で上映する機会を作れるかもしれません。
映画のなかで、「上風(うわかぜ)」という言葉が出てきますが、
これは、二十年前に、吉増さんから教えていただいた言葉です。
この夏、国立近代美術館で二ヶ月にわたって「吉増剛造展」が開催されていました。
最終日、ほんとうにお久しぶりにごあいさつだけできましたが、今回、私の映画をご覧くださり、お手紙まで戴けたことに、祈るような感謝を申し上げます。
プロデューサー・小笠原高志