2016年10月27日
本日の上映に、詩人の谷川俊太郎さんがお越しくださいました。
映画を気に入っていただけたようで「海外の友達に見せたいからDVDを送って下さい」と嬉しいお言葉をいただきました。
池田監督と、本作に出演している俳優の松浦祐也さん、ユジク阿佐ヶ谷支配人の武井さんとで喜び合いました。
後日、谷川俊太郎さんから、次の文面のお葉書をいただきました。
「鳥居をくぐり抜けて風」
間然するところのない秀作です。
「間然」という言葉がわからず、辞書を引くと、「間然するところが無い」で、「非難すべき点がない。完璧である。」
叫びました。
今日は、衣装担当で、巫女さんを作ってくれた藤原美有さんが、お母さんといらっしゃって、お母さんは、涙を浮かべて、忘れていた世界を思い出させてくれました、とおっしゃってくださいました。
ユジクのロビーで一時間近く立ち話をしてしまいました。
そんな、ありがたいお言葉を頂いて帰宅したところ、谷川さんからのお葉書です。
窓に向かって、正座をして読みました。
今日は、長野に滞在中の池田監督に、早速電話をして、文面をそのまま読みました。
受話器の向こうから、熱い声を聞きました。
映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」は、いかなる権威にも頼りませんが、お力添えは、ありがたく頂戴します。
この映画を作って、よかったです。
ありがとうございます。
プロデューサー・小笠原高志
監督・池田 将