2017.01.23.京都二日目

比叡山は、ロープウェイも3月まで運休で人もまばら。
貴船神社は、若くて美しい女性の一人旅が多い。
写真は、神武天皇の母宮が祀られているという奥宮。
ここで、尺八を奏上する。
和泉式部にも縁あるここは、今も、恋の聖地のようだ。
そこで、一句。
雪積もる貴船いよいよ女なり
貴船は、色っぽい聖地であった。

その足で、アート・ホステル・クマグスクに向かう。
https://kumagusuku.info/

ご主人の矢津さん・美人の奥さん・熊楠研究者の唐澤先生とお茶を頂きながら、「鳥居をくぐり抜けて風」の京都上映についてなど、談笑する。
クマグスクには中庭があり、雨が降っても30人くらいは濡れないスペースもあり、春・夏の夜に屋外上映をさせて頂けたら、と思った次第。

(プロデューサー/小笠原高志)

2017.01.22.京都一日目

京都、龍谷大学で、「華厳経と南方マンダラ」の講演を拝聴しました。
http://rcwbc.ryukoku.ac.jp/activity/lecture

まず、会を企画運営された唐澤太輔氏が、南方熊楠の生涯について基調講演をしました。
20分間で、豊饒な熊楠の生涯を簡にして要を得た語りで、熊楠について、新たに知ることがありました。
圧巻だったのは、中沢新一氏の華厳経についての講演です。
80分間、立て板に水を流す見事な語り口で、難解極まる華厳経を、初心者への導入としてその入口に立たせてくださいました。
1987年に「現代思想」に掲載された中沢氏の「森のバロック 南方熊楠」を読んで以来、「セリー思考」について考え始め、それは、僕の脳細胞に胞子を植えつけられたような経験でした。
それが、30年を経て映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」に結実できたことを、この講演で、思い知らされました。
樹木も、一人前になるには30年かかります。
映画も、一世代30年かけて、育てていくものと思っています。
今日は、これから、雪の比叡山へ向かいます。

(プロデューサー/小笠原高志)0122_1

2017.01.08.飛騨高山上映二日目

飛騨高山の本屋さん兼、喫茶店、兼、ライヴハウスの「ピースランド」で、映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」を上映させて頂きました。
ピースランドから、歩いて70歩の所に、写真の秋葉神社があります。
ピースランドは、魂の解放区なので、僕のトークも、素っ裸。
それを温かく受け止めてくださったたくさんのお客さまに、大感謝です。
今回の上映で、僕には飛騨の恋人ができました。
一番最後の写真です。
1/7の上映をご覧になった五社神社の宮司、上杉さんが、中村さん母子に翌日のピースランド上映会を紹介してくださり、トークの時に、中村母さんと親しくなり、翌日お茶に招かれた次第です。
息子さんは、有意の方で、今後、一緒に上映活動をしましょうぞ!と、契りました。
ピースランドの中神さん、ありがとうございました。
教え子の高橋さん、近谷さんに支えられ、朝倉さんにおんぶしてもらって、最高の上映会になりましたことに、感謝いたします。

(プロデューサー/小笠原高志)

2017.01.07. 飛騨高山上映一日目

昨日、壱之町珈琲店での上映にお越し頂いた皆様、有り難うございました。飛騨地域の上杉宮司様も見え、深いお話を伺うことも出来ました。映画の完成度は50%、残る50%はお客様に決めて頂くこの映画、帰り際のみなさんの笑顔を拝見し、95%以上の完成度だったのではと希っております。壱之町珈琲店様、会場およびおもてなしをありがとうございました。

(プロデューサー/小笠原高志)

【上映情報@飛騨高山】

来年1/7(土)・1/8(日)の二日間、「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」は飛騨高山に上陸いたします。

“ひだ・民族文化映像を上映する会”の皆様のお尽力により上映が実現することになりました。

本作は大きな映画館での上映よりも、こじんまりとしたカフェやサロンでの上映のほうが合ってるのかもなぁ、と思っていたので、飛騨高山での上映はとても嬉しいです。

今後もこのような上映会をマイペースで進めていきたいと思います。

飛騨高山、お近くの方は是非お立ち寄り下さい。
【特別企画詳細】

https://www.facebook.com/events/2176071392617090/

「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」上映会
ゲスト:小笠原高志(脚本・プロデューサー)

1月7日(土)壱之町珈琲店
1月8日(日)ピースランド

【あらすじ】
ニューヨーク育ちの少女が、日本人の祖父と神社を旅するものがたり。日本の自然や祭りに心奪われていく少女が、四季が変化する中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を、英語で語りかけます。


 

ユジク阿佐ヶ谷での再上映詳細が決まりました!

再上映の詳細が決まりました!
映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」は、
ユジク阿佐ヶ谷で、
3/4(土)~4/7(金)
19:00~20:05
の時間帯で、上映します。

ただし、3/24~27は、休映。
3/28~31は、時間帯が朝か昼。
映画館で、お目にかかりましょう。語り合いましょう。

ユジク阿佐ヶ谷→https://yujiku.wordpress.com/

プロデューサー・小笠原

【㊗️報告!!】ユジク阿佐ヶ谷でのアンコール上映が決定いたしました!!!

2016年10/15~11/18のおよそ一ヶ月にわたるユジク阿佐ヶ谷での上映には、午前中の上映時間帯にも関わらず、たくさんの方々に観ていただくことができました◎

上映終了後、期間中に見に来れなかった方々からたくさんの問い合わせをいただき、ユジク阿佐ヶ谷との協議の結果、アンコール上映が大決定いたしました!!!

開催期間は2017年3月の約1ヶ月間、次は夜の時間帯での上映になりそうです◎

ゆっくりジクジクを合言葉に、ユジク阿佐ヶ谷での再上映、ご期待ください!

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風の上映報告9

2016年10月27日

本日の上映に、詩人の谷川俊太郎さんがお越しくださいました。
映画を気に入っていただけたようで「海外の友達に見せたいからDVDを送って下さい」と嬉しいお言葉をいただきました。
池田監督と、本作に出演している俳優の松浦祐也さん、ユジク阿佐ヶ谷支配人の武井さんとで喜び合いました。

後日、谷川俊太郎さんから、次の文面のお葉書をいただきました。

「鳥居をくぐり抜けて風」
間然するところのない秀作です。

「間然」という言葉がわからず、辞書を引くと、「間然するところが無い」で、「非難すべき点がない。完璧である。」

叫びました。
今日は、衣装担当で、巫女さんを作ってくれた藤原美有さんが、お母さんといらっしゃって、お母さんは、涙を浮かべて、忘れていた世界を思い出させてくれました、とおっしゃってくださいました。

ユジクのロビーで一時間近く立ち話をしてしまいました。

そんな、ありがたいお言葉を頂いて帰宅したところ、谷川さんからのお葉書です。
窓に向かって、正座をして読みました。

今日は、長野に滞在中の池田監督に、早速電話をして、文面をそのまま読みました。
受話器の向こうから、熱い声を聞きました。

映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」は、いかなる権威にも頼りませんが、お力添えは、ありがたく頂戴します。

この映画を作って、よかったです。
ありがとうございます。

プロデューサー・小笠原高志

監督・池田 将

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風の上映報告8

上映報告
2016年11月14日
清水哲男さんが、ユジク阿佐ヶ谷に来てくださり、映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」を観てくださいました。
そのあと、映画を観て俳句を作るという映画館吟行句会を開催。
清水さんは、麻婆豆腐をよく召し上がり、ビールも煙草もいいペースでした。
写真は6人の美女に囲まれて、お茶目な1枚です。
思えば、清水哲男の「増殖する俳句歳時記」に、四年半書かせて頂いたおかげで、この映画を映像歳時記として、完成させられました。
一つ一つの結び目が、注連縄のようにつながっています。
清水哲男の「増殖する俳句歳時記」→http://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/

於:ユジク阿佐ヶ谷
清水哲男主宰
映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」を観て、
俳句を作る、映画館吟行句会。
タイムスケジュール
11:00~12:10 映画を鑑賞する。
12:10~12:40 投句。
12:40~13:00 清記とコピー。
13:00~15:00 中華料理「青松」で、食事、ビール、選句、選評。
参加者
清水哲男(詩人 余白句会・増殖する俳句歳時記主宰。俳号赤帆)
香田なを(俳人 はるもにあ会員)
明子(俳人 はるもにあ会員)
のりこ(俳人 はるもにあ会員)
舟(武蔵野美大四年)
さんた(北里大一年)
小笠原高志(映画製作・俳号心太)
服部千恵子 (オブザーバー。選句のみ。CMディレクター)
天(14点) しろがねの月打ち上げる火の粉かな   赤帆
地(8点) 神留守の水あふれだすスクリーン    のりこ
人(7点) 夏の蝶色ある風の行方かな       なを
(5点) てのひらのなかの焰(ほむら)や梅雨茸  なを
(4点) 雲流れ稲穂の中の鳥居かな       明子
(4点) 火焚から産声のして震るる月      舟
(3点) 寒月や男火祭見守りぬ         心太
(2点) 松明の走り抜けたる寒北斗       なを
(1点) 半纏の背に「は」の一字御神渡り    なを
(0点) 風が吹き麦がゆらゆら秋の暮れ     さんた
清水さんの「しろがねの」は、六人から票をあつめて、断トツでした。
「月」に「しろがねの」と形容するところが非凡です。
また、「打ち上げる」という動詞の使い方は、まったくもって考えつかない詩の言葉です。
この俳句が、映画に対する清水さんからの最高の讃辞。
ありがとうございます。ちなみに、もう一句作られていて、「今日が暖かかったら、こっちを出したかも」と。
股のぞきしてみる鳥居小春日の
いや、これもすごいですね。股と鳥居が繫がっています。
しかも、俳味がある。
のりこさんの「神留守の」は、映画に対する挨拶句として、私は天に入れました。
大きな河の流れは信濃川ですが、池田監督が裸になって河の真ん中まで入り、命がけで撮影したシーンです。
「水あふれだすスクリーン」。これは、一緒に映画を観ていないと何がなんだかわからないよね、と清水氏。
映画館吟行句会は、かりそめの身内です。
「夏の蝶」の「色ある風」が色っぽいですね。
今回は、映画を観て、一句を作るという句会なので、季節は自由。
これはこれで、面白い試みでした。
この映画を観て、私も句会は四回目。他の句会も会わせると、ユジクの映画館句会は十回くらいやっていることになります。
こんな試みをずっーと続けていきます。
ユジク阿佐ヶ谷を、映画館吟行句会の拠点にします。
なお、今日は、映像作家の鷺山啓輔君が観に来てくれました。
「エンターテインメントが成立していますね。肺がきれいになった気がします。」
かつて、予備校の映像学科で教えた生徒から批評されるのは、とてもうれしいことです。
人力で空を飛びつづける川上史也君も久しぶりに顔を見せてくれました。
なつかしいな。

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プロデューサー・小笠原高志

風の上映報告7

上映報告
2016年11月12日
昨日の、ユジク阿佐ヶ谷・映像歳時記「鳥居をくぐり抜けて風」の来客に、俳人の北大路翼さんが、いらっしゃって、一句詠んで頂きました。
神様の匂ひの岩や日向ぼこ
さすがです。
もっと作ろうと思っていたけれど、映画に引き込まれて、この一句だけです、とおっしゃって、足早に立ち去りました。
かっこいい!!
北大路翼→http://youshorinshop.com/?pid=86417356

プロデューサー・小笠原高志